2021年8月4日水曜日

モンスター スーパーフュエル

2021年8月3日、モンスターエナジーに新しいシリーズが増えました。
飲んだ後に悪酔いするので常用はしていませんが、新しいのが出たら試したくなるというものです。
ということでさっそく試してみました。

まず公式サイトはこちらです。
シリーズ名が「モンスター スーパーフュエル」で、フレーバーの名前が「ブルーストリーク」と「レッドドッグ」の2種類です。
「スポーツドリンク系エナジードリンク」とありますが、正直どっちだよという気がしますね。

まずはブルーストリークのほうから。
大沼まで自転車で行ってきた帰り道に買ったので、自転車用のグローブを着用した手で持っています。
英語表記は「BLUE STREAK」ですね。streakにはいくつか意味がありますが、たぶん稲妻でしょう。
液色はフレーバー名の通り青です。
これまで飲んできたエナジードリンクで青いものはなかったと思います。
黄色~オレンジが多くて、ビーストアイの緑が異彩を放っていましたが、それに負けないくらいのインパクトです。
味は通常のモンスターエナジーほどの刺激や薬臭さはなくて、少しケミカルっぽい甘みと塩味、という感じでした。
公式サイトに「スポーツ時のエナジーチャージに」とあるので、強すぎる刺激は避けたのでしょうか。

続いてレッドドッグです。
ジョギング用のグローブを着用してますが、無駄に色が合いました。
こちらの英語表記は「RED DAWG」ですね。dawgとはdogのアメリカ南部発音で、それがスラング化したものだそうです。
こちらの液色もフレーバー名の通り赤です。
赤いエナジードリンクはバーンという前例がありますね。
味はブルーストリークに近いですが、フルーツのような感じがほのかにします。
しかしそれよりインパクトがあったのが匂いで、刺激臭といってもいいくらい強く感じました。
ブルーストリークで強い刺激を避けたものと思い込んでいただけに、これにはやられました。

2種類比べるのはここまでにして、共通するポイントをいくつか見てみます。
まずはボトルのラベルに描かれたアイコンやキャッチフレーズです。
写真はレッドドッグのものですが、ブルーストリークも色違いで同じ内容が載っています。
「電解質」「水分補給」など、スポーツドリンクを意識したものがてっぺんに来ています。
一方でエナジードリンクらしさもあり、「カフェイン」「スポーツ時のエナジーチャージを」とありますね。
カフェインは27mg/100ml含まれていて、1本だと148mgになり、通常のモンスターエナジーとほぼ同じくらいになります。
世界反ドーピング機関(WADA)による分類では、カフェインは興奮剤として監視プログラムの対象になっています。
これは検査対象であるものの、検出されてもドーピングとして扱わない物質です。
スポーツ時の摂取を謳う商品がドーピング検査対象の物質を含んでいていいのかな、という気はしますが、あくまでも一般消費者向けということでしょう。
また、通常は「Unleash The Beast」であるキャッチフレーズが「HYDRATE THE BEAST」になっています。「獣を解き放て」が「獣を潤せ」になっていて、スポーツドリンクらしさを重視しているようです。

次にボトルの形についてです。
上の写真の通り寸胴です。
内容量が550mlあるため、500mlボトルと同じスペースに収めるにはこうなるのも当然でしょう。
そのおかげで、自転車のボトルホルダーにも入ります。
自転車に限らず、クルマとかのボトルホルダーにもたぶん同じように入るでしょう。
形では飲み口の大きさも気になりますね。通常のペットボトルよりもかなり大きいです。
こんな感じの大きい飲み口が記憶にあるような気がしていたんですが、1日くらい経ってようやく思い出しました。学生のころに時々飲んでいたゲータレードがこれくらい大きい飲み口でした。
Twitterでも「ハワイで飲んだゲータレードっぽい」という感想があり、もしかすると全体的なお手本がゲータレードなのかもしれません。

ここでキャッチフレーズの「スポーツドリンク系エナジードリンク」を振り返ってみます。
スポーツドリンクの要素を取り入れつつも、あくまでも主軸はエナジードリンクであると考えるべきでしょう。
なので、スポーツドリンクの代わりに飲むとたぶん痛い目にあいます。

参考資料:
WADAの禁止物質リスト
※左側の「OTHER FORMATS」から「Prohibited List - Monitoring Program」をクリックすると監視プログラムリストのPDFを見ることができます

今日の1曲:

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